
中世の頃、その上を歩くととても良い香りがするので、床などに『まき散らす薬草』として利用された薬用植物・カモミール。弱った植物の横に置くと、その植物が元気になることから、イギリスでは古くより『植物のお医者様』と言われてきました。
何種類かあるカモミールの中でよく使われる精油は、カモミール・ローマンです。香りが青リンゴに似ているため、ギリシャ人は『カマイ・メロン(大地のリンゴ)』と呼びました。
精油に含まれる成分、アンゲリカ酸エステル類には鎮痙・鎮静・抗炎症作用などの働きがあり、花粉症や、入学・進学・就職・転勤などに伴う『春ストレス』の心強い味方となってくれます。目の痒みなどを抑える冷湿布や敏感肌のローションとして、カモミールウォーターはいかがでしょう? ただし、キク科アレルギーの方はご使用になれません。ご注意下さい。
※抗炎症作用のある成分アズレンは、一年生のジャーマン・カモミールの方が多く含有しています。一般にハーブティーといえば、ジャーマン・カモミールを指します。
科名/キク科 種類/多年草
抽出部位/花 精油製造法/水蒸気蒸留法
主な産地/ドイツ・イギリスなど
